次期「デリカ」今わかることまとめ。エルグランド姉妹車は×、D:Xコンセプト市販化はずっと先
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 24
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「三菱 デリカ D:5」は、ミニバンのユーティリティとクロカンの悪路走破性能を兼ね備えた異色のモデルであり、その独特のキャラクターから根強い人気を誇っています。
一方、現行モデルは2007年1月に登場しているなど、国産車随一のご長寿モデルです。
定期的にマイナーチェンジがおこなわれてはいるものの、登場から17年あまりが経過していることを考えると、さすがに古さが隠せないのも事実です。
そのため、デリカ D:5には常にフルモデルチェンジのウワサが流れていました。
ただ、デリカ D:5は「環状骨格(リブボーンフレーム)」という独自のボディ構造を持っているなど、機構面だけを見ても非常に特殊なモデルであることは言うまでもありません。
もし、デリカ D:5のフルモデルチェンジをおこなうのであれば、こうしたボディ構造ごと刷新する必要があります。
しかし、「環状骨格(リブボーンフレーム)」はデリカ D:5以外に転用することは難しく、かといってデリカ D:5だけでその開発費用をまかなうのも現実的とは言えません。
また、デリカ D:5を求めるユーザーの多くが「指名買い」であるとされており、目立ったライバルも不在であることから、そもそもフルモデルチェンジをする必要がないという意見も見られます。こうした理由が重なった結果、デリカ D:5はフルモデルチェンジを果たすことなく現在を迎えているのが実情です。
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